時津町議会 > 2015-03-24 >
平成27年第1回定例会(第4日 3月24日)

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  1. 時津町議会 2015-03-24
    平成27年第1回定例会(第4日 3月24日)


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    平成27年第1回定例会(第4日 3月24日)               平成27年第1回定例会 (平成27年3月24日)  出席及び欠席の状況  出欠議員の氏名   出席16名   欠席 0名   議席番号   氏   名  出欠 議席番号    氏   名   出欠     1   川 原 貴 光  出    9   新 井 政 博   出     2   濱 﨑 幸 徳  出   10   山 上 広 信   出     3   吉 川   勝  出   11   辻   和 生   出     4   山 口 一 三  出   12   矢 嶋 喜久男   出     5   浜 辺 七美枝  出   13   相 川 和 義   出     6   中 原 裕 子  出   14   川 口 健 二   出     7   山 下 しゅう三 出   15   浜 田 孝 則   出     8   山 脇   博  出   16   水 口 直 喜   出 議会事務局
      事務局長    太 田 達 也   補助職員      竹 馬 真 人 地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名  町長       吉 田 義 德   住民環境課長    帶 山 保 磨  副町長      浦 川 裕 水   建設部長      椎 葉 徳 雄  教育長      相 川 節 子   産業振興課長    松 尾 祐 二  総務部長     田 口 房 吉   農業委員会事務局長 栗 山 浩 毅  総務課長     前 田 純 孝   区画整理課長    江 頭 春 彦  企画財政課長   中 尾 博 英   都市整備課長    朝 長 郁 雄  情報管理課長   出 岐 貴 弘   水道局長      小 森 康 博  税務課長     溝 上 辰 雄   上下水道課長    吉 武 愼 時  福祉部長     石 橋 修 治   会計管理者兼会計課長                               吉 川 忠 彦  福祉課長     太 田 信 孝   教育次長      森   達 也  保育所長     扇   美智子   学校教育課長    蒔 添 浩 明  国保・健康増進課長          社会教育課長    永 尾 和 敏           請 田 和 則  高齢者支援課長  大 串 亮 治   長崎国体推進室長  松 園 喜 秀 議  事  日  程                  開  議        議案審議 日程第  1 議案第    4号 とぎつっ子の夢を育む基金条例の一部を改正する条                  例 日程第  2 議案第    5号 とぎつっ子の教育環境を整備する基金条例 日程第  3 議案第   13号 平成26年度時津町一般会計補正予算(第6号) 日程第  4 議案第   14号 平成26年度時津町一般会計補正予算(第7号) 日程第  5 議案第   20号 平成27年度時津町一般会計予算 日程第  6 議案第   10号 時津町指定介護予防支援事業者の指定並びに指定介                  護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護                  予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の                  方法に関する基準を定める条例 日程第  7 議案第   11号 時津町地域包括支援センターの人員及び運営に関す                  る基準を定める条例 日程第  8 議案第   12号 時津町土地改良施設維持管理適正化事業分担金徴収                  条例 日程第  9 議案第   21号 平成27年度時津町国民健康保険特別会計予算 日程第 10 議案第   22号 平成27年度時津町後期高齢者医療特別会計予算 日程第 11 議案第   23号 平成27年度時津町介護保険特別会計予算 日程第 12 議案第   24号 平成27年度時津町浄化槽整備事業特別会計予算 日程第 13 議案第   25号 平成27年度時津町水道事業会計予算 日程第 14 議案第   26号 平成26年度時津町下水道事業会計予算 日程第 15 議案第   28号 町道の路線の認定について(中央第二6-1号線) 日程第 16 請願第    5号 「非核日本宣言」を求める意見書に関する請願 日程第 17 議員提出議案第1号 時津町議会基本条例の一部を改正する条例 追加日程第1 議員提出議案第2号 「非核日本宣言」を求める意見書 日程第 18           産業厚生常任委員会所管事務調査報告について 日程第 19           所管事務調査について(議会運営委員会) 日程第 20           所管事務調査について(議会広報編集特別委員会) 日程第 21           議員の派遣研修会等の報告について                  閉議、閉会              (開議 午前 9時30分) ○議長(水口直喜君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。  3月20日、監査委員から定期監査報告書が議長あて提出されております。  また、本日、山下しゅう三君から1件、議員提出議案が議長あて提出されております。  以上で、諸般の報告を終わります。     ~日程第1 議案第 4号・日程第2 議案第 5号・日程第3 議案第13号      日程第4 議案第14号・日程第5 議案第20号~ ○議長(水口直喜君)  日程第1、議案第4号から日程第5、議案20号までの5件を一括議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(矢嶋喜久男君)  おはようございます。  それでは、平成27年3月5日に付託されました議案第4号並びに議案第5号の審査が終了しましたので、会議規則にのっとり、御報告を申し上げます。  会議年月日並びに出席者については、一覧表のとおりであります。  審査方針として、議案第4号、5号並びに14号については、関連しているため、一括して審査を行っております。  担当課長の説明を受けた後、質疑を行うということで進めていきました。  質疑としまして、議案第4号、とぎつっ子の夢を育む基金条例の一部を改正する条例の第3条中、基金の「使途」から「処分」に変わった理由は、については、基金を事業や活動の財源にすることは、基金を処分することになり、使途より処分としたほうが表現として適切であるため、文言の修正をするものである。  次に、議案第5号、とぎつっ子の教育環境を整備する基金条例を財源として、交通指導員報酬に充てられるのか、については、今のところ交通指導員報酬に充てる考えはない。この基金の処分に当たっては、予算の歳入項目等で明示し、議会に諮りながら決定していくことになる、ということでありました。  次に、質疑が終了し、まず、議案第4号の討論に入ります。  反対討論としては、今回の条例改正は子供のため以外にも、つまり町民の地域活動などの支援事業にも使えるとするものである。町民の地域活動への支援は必要であると考えるが、とぎつっ子の夢を育む基金条例ができた経緯、ボートピアを時津町に開設するとき、ギャンブルは子供の健全育成に悪影響を与えるとしてPTAが反対し、その対策として青少年の教育や活動、健全育成のための環境整備などに限定して使うためにできた基金であることを忘れてはならないと思う。この条例ができた背景からも、今のとぎつっ子を取り巻く環境整備のおくれからも、全額を子供たちに使うべきということを述べて反対討論とする。  次に、賛成討論であります。  基金運用についてこれまで検討してきたが、町民の地域活動等の支援事業の財源に充てることもでき、バランスのとれたよい条例であると思うので、この議案に賛成する。  採決に入り、議案第4号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第5号の討論に入り、反対討論なし。  賛成討論として、この条例はとぎつっ子の夢を育む基金条例第3条第1項第2号の規定に基づき、とぎつっ子を取り巻く教育環境、交通環境、その他の生活環境の施設整備等、多額な事業の財源に充てるための基金を設置する条例である。今後、この基金を通学路の安全対策、全ての小中学校教室エアコン設置学校トイレの洋式化、中学校卒業までの医療費助成の拡充等に急いで活用することを強く求め、また、環境整備協力費の全額をこの基金に充てることを求め、この条例への賛成討論とする、ということであります。  採決に入り、議案第5号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次、議案第13号、平成26年度時津町一般会計補正予算であります。  会議年月日、出席者については、一覧表のとおりであります。  質疑として、企画財政課地域住民生活等緊急支援交付金は繰り越して来年度に使うのか、については、平成27年度に繰り越して、使途について協議をしていく。  情報管理課は記載のとおりです。  議会事務局は、説明として、19節の負担金、補助金及び交付金については、長崎県町村議長会の負担金を当初予算で1,300万円を8町で案分した額を計上していたが、町村会の協議で1,000万円を8町で案分した額で納付することとなったため、執行残額が見込まれる48万3,000円を減額している。  本町は、1,300万円を8町で案分した額で予算を組んでいたが、8町の意見がそろわず、債権額が確定しないため、1,300万円を8町で案分した額で支払うことができず、1,000万円を8町で案分した額で支払うこととなった、ということであります。  質疑はありませんでした。  保育所についても記載のとおりであります。  産業振興課農業委員会です。  プレミアム商品券の利用期間については。国の指針では、秋ごろまでの利用による経済効果を促進したい考えである、ということであります。  都市整備課についても記載のとおりです。  討論に入り、反対討論なし、賛成討論なし。
     採決に入り、議案第13号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第14号の討論。反対討論なし、賛成討論なし。  採決、議案第14号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第20号、平成27年度時津町一般会計予算であります。  出席者並びに説明員については、記載のとおりであります。  内容も多いものですから、主なものだけ発表をさせていただきたいと思います。  企画財政課です。  平成27年度の地方交付税は、前年度比マイナス5%、この理由は、については、地方財政計画で示された国の地方交付税総額の前年度比がマイナス0.8%であること、また、交付税措置がある地方債の償還終了に連動して、措置される交付税が減少することが見込まれる、ということであります。  被爆70年事業はどのような事業を考えているのか、については、「発信」「継承」「連携」をテーマとして、竹山広氏の歌碑をウォーターフロント公園に建立したり、例年よりも対象者を拡大した平和のつどいを実施したいと考えている、ということであります。  情報管理課です。  クラウドに変更する前と比較して経費はどうなるのか、については、本年1月5日から本格稼働をしているが、新システム導入検討時の試算では、10年間で約1億円の経費削減を見込んでいる、ということであります。  次、総務課、選挙管理委員会です。  市町村権限委譲等事務交付金の内訳は何か、ということについては、市町村権限移譲等事務交付金631万8,000円のうち、県広報紙の配布事務として64万8,000円が総務課の歳入となる、ということであります。  3ページをお願いします。税務課であります。  法人税率の引き下げによる影響はないのか、については、法人税率の引き下げは、平成27年12月申告分からであり、平成27年度は影響は少ないと考える。また、町内に企業が進出しているが、本社が町内ではないため大きな影響はない、ということであります。  会計課、議会事務局、保育所については記載のとおりであります。  福祉課です。4ページをお願いします。  小規模保育事業の施設の場所はどこか。また、基準を満たしているのか、については、左底のぶどうのお家が小規模保育に移行する。当初定員19名で認可を受けることを検討していたが、面積基準の問題で定員を12名としている。基準は全て満たしており、認可した、ということであります。  国保・健康増進課。  肺炎球菌ワクチン予防接種の対象者数は何人を予定しているか、については、成人で1,100名程度を予算計上しているということであります。  住民環境課。  合特法に基づく補償200万円の基準額算出根拠は、については、平成26年度と平成27年度の収集運搬委託契約額の差額約2,000万円の2年分の5%である、ということでありました。  高齢者支援課。  ごみ出しボランティアの対象者数は、については、予算は60名で組んでいるが、実際は12名の支援対象者に12名のボランティアが対応している状況なので、もっとPRに努める、ということであります。  区画整理課。  用地購入の単価はどうやって決めているのか。用地購入の単価は、財産評価委員会に外部から不動産鑑定士等の有識者を入れて評価・決定した上で用地購入をしている、ということであります。  産業振興課農業委員会。8ページをお願いします。  ワイヤーメッシュ等によるイノシシの被害対策の効果はどうかについては、農家からの報告では、イノシシ被害は減少しているが、鳥害が増加しており、防鳥ネットの補助を実施する、ということであります。  都市整備課。  橋梁点検の進捗状況は、については、長寿命化計画を策定し、平成23年度から平成30年度で点検を実施する。平成30年度までには100%実施する。ただし、その後も定期的に点検を行っていくことになると思われる、ということであります。  社会教育課。9ページです。  社会教育及び社会体育施設で、今後大がかりな改修等の費用が見込まれるものがあるのか、については、平成28年度に北部コミュニティセンターの空調機入れかえが予定されている。また、その他の施設も含め、平成27年度中に全体的な調査を行い、計画的に更新を図っていきたい、ということであります。  学校教育課。  電子黒板を導入するとのことであるが、先生方の技量の追いつきはいかがなものか。既にある機器で事前の講習等を行う必要はないか。機器整備後に研修を行っていたのでは間に合わないのではないか、ということについては、研修については、実物が納入された後、実際に触れられる環境で実施せざるを得ない。また、実際には、電子教科書が導入されなければ何もできない。整備後においては、町からの研究委託で、各校個別に実施することも考えているほか、町自体でも全体的な研修を考えている。現場で教師同士の研究なども有効と思われる。マニュアル等も整備したい、ということであります。  以上で各課の質疑は終わりまして、次に、三役であります。  まず、町長部局です。  今後も大型事業が続くが、地方債残高はどのように推移すると見込んでいるか。  起債残高は、平成26年度末で約84億1,600万円、27年度末で約86億8,400万円である。今後は区画整理事業等もあり、相対的には起債残高は平成27年度から32年度まで年額約1億4,000万円ずつふえていくと見込んでいる。現在の公債費比率は、実質公債費比率が3.2%で県下で一番低い。今後の事業により起債残高は変動するが、今後の大型事業の見込としては、区画整理事業は平成41年度までを見込み、道路整備は子々川日並線を平成29年度と見込んでいる。新規事業は、北小学校体育館新築工事を平成30年ごろ着手予定である。また、都市計画街路として西時津左底線の野田工区の概略設計等を行い、平成30年度くらいから着手したいと考えている。  次に、ごみ焼却場の試験運転の状況はどうか。問題点など生じていないか、また、ごみの分別方法が一部変更されるが、可燃ごみ処理への影響はどのように見込んでいるのか、については、1月15日に火入れ式を行って、ごみ焼却場の試運転中であるが、問題等は発生していない。排出基準についても全ての基準をかなり下回って運転されている。白い煙が見えていることで問い合わせがあるが、冬場の外気温との差で発生する水蒸気であり、排出基準には問題がない。また、ごみの分別方法の変更による可燃ごみ処理の影響は、これまで長崎市に処理依頼していたときに不燃ごみとして扱っていたごみも可燃ごみとして処理が可能になるので、処理するごみはふえるが、新しい焼却場のごみ焼却炉の処理能力には十分対応可能である、ということであります。  プレミアム商品券の販売方針(町内者と町外者の販売)と利用期間をどのように考えているか、については、プレミアム商品券は、地域経済の振興と即効性が国の狙いである。本町でも総額2億円分を発行することで商工会と協議を進めている。今回は2割のプレミアムであり、この恩恵は町内業者を限定にして、できるだけ町民に優先して買ってほしいと思っている。利用期間は、国は6カ月としているが、商工会と協議しながら取り組んでいきたい。  次、道路渋滞対策として、1市2町の話し合いはなされているのか。左底横尾線西彼杵道路の平成27年度計画についてであります。  左底横尾線は、長崎市と協議しながら設計を進めてきた。長崎市は着手していて、本町側も大方の地権者の理解を得られ、少し課題が残っている点は話し合いをしながら解決して、平成27年度に着工の予定である。西彼杵道路については、長崎市、西海市、長与町と本町で建設促進期成会を立ち上げていて、その会で毎年協議を行い、国、県に働きかけを行ってきた。初年度予算は通常よりも多い2億円を配分されたが、早急な完成に向けて、国、県に働きかけていきたい。  このほか、南北幹線道路長崎インターチェンジ~西彼杵道路間約20キロの整備についてもあわせて取り組む、ということであります。  15ページをお願いします。  避難行動要支援者名簿の作成はどうなっているのか、については、避難行動要支援者名簿は、3月末に完成予定である。本町は、平成27年度に地域防災計画を策定し、その中で要援護者避難支援に取り組んでいく、ということであります。  次に、教育委員会であります。  3課体制の人員配置の考え方については、教育委員会事務局の3課とは、教育総務課社会教育課学校教育課を想定している。教育総務課では、予算や町部局との連絡調整を初め、人事面、条例等の法制執務、長期施策の計画、施設整備に関すること等を担当する。学校教育課は、児童生徒の学力向上、体力向上、生徒指導を初め、特別支援教育への相談等に専門的に取り組んでいく、ということであります。  次、学校ICT整備の方針及び計画については、ICT機器を整備して質の高い教育を行うことで、子供たちの興味関心が高まる。子供たちはおもしろいことには熱中する。熱中したらはまり込んで学習を好きになるので、学力向上につながる、ということです。  あとありますけども、じっくり目を通しておってください。  以上で質疑を終了し、討論に入り、反対討論はなし。  賛成討論としては、平成27年度の予算は、投資的経費が歳出規模の20%を超える予算となっている。第2区画整理事業、子々川日並線道路改良左底横尾線道路改良日並左底線道路等の公共事業を中心に投資しようということは大いに歓迎する。この投資が町内業者の起爆剤になり、本町の発展につながってほしいものである。  あと1つが、平成27年度一般会計予算案は、前年度当初予算と比較し0.4%減少し、99億8,000万円となっている。民生費、土木費の増加、衛生費、教育費、公債費の減少となっている。その中で、特に民生費における増加分と住民福祉の充実に充ててもらい、また、農林水産業への取り組み、さらに、実質公債費比率も3.2%と良好な数値であることを評価し賛成をする、ということで、採決に入り、議案第20号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(水口直喜君)  以上で、委員長の報告を終わります。  これから、1件ごとに質疑を行います。  まず、議案第4号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第5号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第13号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第14号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第20号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、1件ごとに討論、採決を行います。  まず、議案第4号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  議案第4号、とぎつっ子の夢を育む基金条例の一部を改正する条例に対する反対討論を行います。  この条例は、2011年、条例第12号の一部を変えるものです。これまでは基金の使途については、第1に、青少年の教育及び活動に要する財源とするとき、第2に、青少年の健全育成のための環境整備に要する財源とするとき、第3に、その他町長が本町の青少年の健全育成に必要と認めたとき、町長は基金の全部または一部を子供のために使うように限定されていました。  今回の条例改正は、子供のため以外にも、つまり、町民の地域活動などの支援事業にも使えるとするものです。町民の地域活動への支援は必要であり、限られた予算の中で地域活動のために献身的に頑張っておられる町民の方々には感謝と敬意を表したいと思いますし、町にもっと支援してほしいと考えられるのも当然だと思います。  しかしながら、このとぎつっ子の夢を育む基金条例ができたいきさつ、ボートピアを時津町につくるときに、ギャンブルは子供の健全育成に悪影響を与えるとPTAが反対し、その対策として、青少年の教育や活動、健全育成のための環境整備などに限定して使うためにできた基金であることを忘れてはならないと思います。  しかも、本町の場合、子供をめぐる環境整備は極めておくれていると言わざるを得ません。私が繰り返し求めてきました通学路の安全対策、全ての小中学校教室エアコン設置学校トイレの洋式化、中学校卒業までの医療費助成の拡充などは、財源がないなどとしてなかなか取り組もうとしません。この条例ができた背景からも、今のとぎつっ子を取り巻く環境整備のおくれからも、全額を子供たちのために使うべきだということを述べて、議案第4号への反対討論とします。 ○議長(水口直喜君)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ者あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第4号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第4号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ者あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。
     5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  議案第5号、とぎつっ子の教育環境を整備する基金条例に対する賛成討論を行います。  この条例は、とぎつっ子の夢を育む基金条例、2011年、条例第12号第3条第1項第2号の規定に基づき、とぎつっ子を取り巻く教育環境、交通環境、その他の生活環境の施設整備等、多額な事業の財源に充てるための基金を設置する条例です。  私は、これまで繰り返し、とぎつっ子の夢を育む基金条例に基づいて、ため込み続けるのではなく、急いで子供の教育環境、交通環境、その他の生活環境の施設整備のために使うように求めてきました。それが、私が求めてきた全額ではありませんが、環境整備協力費のおおむね2分の1で実現することは大きな前進であり、歓迎すべきことです。  今後、この基金を通学路の安全対策、全ての小中学校教室エアコン設置学校トイレの洋式化、中学校卒業までの医療費助成の拡充などに急いで活用することを強く求め、また、環境整備協力費の全額をこの基金に充てることを求め、この条例への賛成討論とします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。  2番、濱﨑君。 ○2番(濱﨑幸徳君)  議案第5号について、賛成意見を述べさせていただきます。  時津の教育環境は、他の自治体に比べると、整備環境がおくれており、毎回改善を求めておりましたが、ようやく環境整備費の2分の1をとぎつっ子の教育環境の整備に使えるようになったことは、大変に喜ばしいことであります。時津の教育には大変期待をしております。これからも時津の宝である子供たちのための整備拡充を要望して、議案第5号に賛成いたします。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第5号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第5号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第13号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第13号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第14号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第14号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  3番、吉川君。 ○3番(吉川 勝君)  議案第20号、平成27年度度時津町一般会計予算につきまして、賛成討論をいたします。  平成27年度一般会計予算案は、前年度当初予算と比較して0.4%減少し、99億8,000万円となっています。全体的に見ると、民生費、土木費の増加、衛生費、教育費、公債費の減少となっています。  その中で特に、民生費における増加分を住民福祉の充実に充ててもらい、また、農林水産業への取り組み、さらに実質公債費比率も3.2%と良好な数字であることを評価し、平成27年度一般会計予算に賛成いたします。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  本案に対して、ほかに賛成討論はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  20号に賛成討論いたします。  特に、町長が肝いりで、教育委員会との話の上でしょうけども、環境整備、長崎県でも最たる、現代的、いわゆるICT化を図ると。これは総額が約8,000万でしたか。そういうことで、学校のそういう設備、施設にも力を入れていただくということ、それから、これも教育関係ですけども、数字が出てきました。北小体育館、平成30年度には着工したいということでございます。  次に、カナリーホールの問題でありますけども、これはもう久しい問題です。屋上の緑化です。再度テストをしてみたいということですけども、やっぱりこういうことは、町長、あなたも当時から役所の管理職員でしたからおわかりでしょうけども、あのとき議会は、大方の意見として、屋上緑化はさることながら、太陽光を入れてみんかと、そしたら、検証結果が非常に高いということで、断れたといいますか、実現しなかった。ところが、今度、屋上緑化の再度テストをやった結果、そのとおりするならば、解決するのは5,000万かかるというような答弁を委員会でされているようです。そういうことを含めて、やはり、私としては、議会がそういう強い熱意があってやるときは、本当に真剣に考えていただきたいなというのが思いとしてあるわけです。ぜひひとつ、今後、行政のほうでこういう失敗をしないように。  それから、西時津左底線。これは野田地区です。105万ぐらいでしたか。内部の検討資料としての調査をしたいと。これも大方、目途としては平成30年度を目途に極力対応してみたいと、着工してみたいということで数字が出てまいりました、年度が。そういうことで、少し進んだかなと。特に西時津左底線は、もうあれから何十年なりますかね。それがようやく、途中までできとったけど、ようやく前進する可能性が出てきたという意味が今度の委員会で明らかになっております。  特にそういうことで、いろいろハード面のこともあろうかと思いますけども、ぜひ、委員会での各委員の質疑、あるいは、それに対する誠意ある答弁というものをぜひ、誠意を持って履行していただいて、そして、議会と執行者が円滑に今後とも行ける、両輪が一つになって時津のまちづくりに邁進するということをぜひ、改めてお願いしたいです。その意見を付して賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。  1番、川原君。 ○1番(川原貴光君)  議案第20号について賛成討論を述べます。  待機児童の問題ですけれども、これも一般質問でも解消に向けて、非常に前向きな答弁をいただきましたし、現に保育士なんかもふやしているし、募集をかけてますし、そして、定員オーバーの中でも今後5年間も見据えてしっかりと取り組んでもらっています。  また、特定園を希望した保護者の方にも、待機児童と見なされないまでも、しっかりとした説明、責任をするということももらいましたし、それから、ホームページ、これの更新もしっかりとやっていくという考えもいただきました。  それから、先ほど川口議員も言われましたけれども、北小体育館、これを27年の今年度には、基本的な策定に入るということでございましたので、それも踏まえて、非常に、子供たちのためにも今後、お金もかかるでしょうけれども、気も使うでしょうけれども、しっかりと未来の子供たちのために、時津町を背負っていただくために、いい判断能力で予算を使っていただきたいと思います。  以上で、賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  ほかに賛成討論はありませんか。  11番、辻君。 ○11番(辻 和生君)  議案第20号に意見を付して、賛成討論としたいと思います。  まず、今回の予算の中に、委員長報告にありました大事な地方創生の推進本部の体制の予算等があるわけであります。  今回の地方創生は、今までの総合企画、こういったものに職員だけではなく、有識者あるいはまた町民の方々の参加をもって推進本部をつくり、総合戦略策定を行うということであります。そういった意味では、時津町の総合計画、また、それに上乗せした総合戦略が立てられなければなりません。そうした意味で、今年度は大変大事な地方創生のための推進本部であると認識をいたしております。どうか有効な、今後の推進が図られるような、総合的戦略に基づく総合計画というものの策定を強く要望したいというふうに思うわけであります。  次に、プレミアム商品券の販売方法、利用方法等について意見を付しておきたいというふうに思います。  今回のプレミアム商品券は総額2億円、プレミアムに要する部分は2割ということであります。この販売については、従来の2,000枚の配布状況、それから利用者状況を見ると、大型店舗33店強という利用率であります。しかしながら、時津町の従来からの商店、小規模店舗、こういったところの利用がいかに低かったのか、そういう点を十分反省をしていただいて、小規模店舗への利用方法、販売方法、そうしたものを十分検討をしていただきたい。  私は、今回この件について数軒の小規模店舗へ意見をお聞きをいたしました。ぜひ自分のところでも販売をさせていただきたい、そして、それをお客さんに結びつけたい、こういう意見が、おのおのの各店舗、小規模店舗から意見、要望が出ております。どうかそういったものを十分理解をしていただきながら、今回のプレミアム商品券の利用、活用というものによく対応していただきたいと思うのであります。  また、今回のプレミアム商品券が買い占めがないように、限度額の設定、こうしたものも十分検討をしていただきたいということを要望をしておきたいと思います。  最後に、教育委員会の問題についてであります。  私は十年来3課体制の要望をしてまいりました。これは、今回出された教育総務課、私は従来は総務管理課としてやってほしいという要望をいたしておりましたが、今回、実現するようであります。教育総務課がしっかりとした総合的庶務、施設管理、そうしたものについて十分な働きがなされるように、期待をいたしております。  また、学校教育課、この学校教育課は、特に学校教育における全ての運営の指導的立場でなくてはなりません。ここに、私は専門的な運営ができるように、一般職の管理職ではなくて、やはり、教育のそうした専門的なものを学び、また、その任務を果たせる役割を学ぶ経験と運営の実績がある方の、ぜひ検討をしていただきたい。そうした意味では、教育長、ぜひ、町長部局とこうした問題について、せっかくの学校教育課の設置ですから、専門的に運用できるような形でやっていただきたい。今、指導主事がお二人いらっしゃいますけれども、この主導主事を教育できる、指揮監督できる、そうした人材の管理職というものを強く要望をしておきたいと思うのであります。そうした管理職の適正化というものは、次にあります学校ICT化整備の計画実施についても、私は発揮してくるのではないかなというふうに思うわけであります。  今回のICT整備については、今委員長が報告のとおり、子供たちの面については、デジタル化に伴う整備を行うことにより興味がわき、また、授業の発展が行われるものと期待をいたしておりますが、この機材を整備、運営するのは、教育委員会と教師であります。教師の指導の充実、このことに子供たちの教育の発達、発展は、そしてまた、授業の力量、向上というような意味においては、教師の教育が必要であります。そうした意味では、学校教育に本当に適した管理者の体制というものをやっていただきたいし、研修体制についても十分体制を整えていただきたいと望むものであります。  どうか、そういった意味で、器つくって魂と力を入れていく体制をつくっていただくことを強く、強く要望をいたしまして、大事な平成27年度の予算の消化、運営に力を注いでいただくことを期待をいたしまして、本議案に対する賛成の討論、意見とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(水口直喜君)  ほかに賛成討論はありませんか。  6番、中原君。 ○6番(中原裕子君)
     議案第20号について賛成討論をいたします。  全般的に見て、この20号は、大変一生懸命、町の運営に取り組んでいただいているというのが見えました。本当にありがたいことだなと思います。  その中でも特に、高齢者の健康づくり、また福祉などに対しては、とても強く力を入れていただいておりまして、ここの答弁の中にも、B&G海洋センターの健康器具を高齢者へ無料で開放していただいたりとか、プールの無料開放をしていただいているというふうになっているんですけれども、これもすごく魅力的だなと思ったんですが、ここにやはり、ひとつ指導者みたいなのを置いていただいて、ただ泳ぎにきていいよ、使っていいよではなくて、きちんと健康に対していいように指導をしていただける方を置いていただくというふうにしていただければいいのではないのかなと思います。  それとまた、産業に関してですが、産業まつりに関して、ここで委員会を立ち上げていただいて、今後取り組んでいただけるということですので、それとまた、ふるさと納税、これも取り組んでいただけるということです。それと、先ほど辻議員がおっしゃいましたけれども、プレミアム商品券、すごくいい状態で、時津町にもともと一生懸命今まで頑張ってきていただいた商業、農業、水産業、そういう方々に、本当に、今からまた時津町内で一生懸命産業を盛り上げていくんだという気持ちがわいてくるんじゃないのかなと思います。平戸なんかが成功例だと思うんですけれども、町の職員、それから、商工の職員を中核にして、一生懸命、産業の業者さんたちが頑張っていらっしゃる、市を挙げて一生懸命取り組んでいただいているということで、時津町内にいっぱいいいものがありますので、それを全国に向けて発信できるように、また、今まで一生懸命頑張っていただいた商工業の業者の方が、また再度、時津町でも頑張っていただけるように、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  それと、今度4月の4日にクリーンセンターが、ごみの焼却場ができるわけですけれども、そこで町内のごみの出し方が変わったりしますので、そこら辺も今までのように、理路整然とごみの分別などができるように、乱れないように、また再度職員の方にも頑張っていただいて、そこら辺もちゃんとしていただきたいと思います。  こういう意見を付しましたけれども、本当に町としては一生懸命頑張っていただいているので、私たちもまた一生懸命協力してやっていきたいと思います。という意見を付して、賛成といたします。 ○議長(水口直喜君)  本件について、ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第20号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第20号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。    ~日程第 6 議案第10号・日程第 7 議案第11号・日程第 8 議案第12号     日程第 9 議案第21号・日程第10 議案第22号・日程第11 議案第23号     日程第12 議案第24号・日程第13 議案第25号・日程第14 議案第26号     日程第15 議案第28号~ ○議長(水口直喜君)  日程第6、議案第10号から日程第15、議案第28号までの10件を一括議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員長。 ○産業厚生常任委員長(中原裕子君)  それでは、産業厚生常任委員会の報告をいたします。  平成27年3月5日に付託されました議案第10号について審査が終了いたしましたので、報告をいたします。  開催日及び出席委員などは一覧表をごらんください。  審査方針につきましては、担当課長の説明を受けた後に質疑を行いました。  説明を受けまして、介護保険法の一部が改正され、国が定める基準を踏まえて、町が条例により定めることになったため、条例の制定を行う。  指定介護予防支援とは、地域包括支援センターが行う業務のうち支援の方に対して行うケアプランの作成や連絡調整などである。  質疑に入りまして、記録の整備について5年間に延長した理由は、介護給付費の返還請求の時効が5年間であることから、返還請求に対応できるよう5年間の保存とした。  討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論といたしまして、可能な限り居宅において介護ができるよう最大の努力をしてもらいたい。また、ホームヘルパー2級を取得して家庭で介護ができるような体制と経済的な支援を求めて賛成をする。  採決といたしまして、議案第10号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第11号について報告いたします。  開催日、出席委員などは一覧表をごらんください。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受けた後に質疑を行いました。  説明といたしまして、介護保険法の一部が改正され、国が定める基準を踏まえて、町が条例により定めることとなったため、条例の制定を行う。  質疑に入りまして、地域包括支援センターの人員の基準は、本条例の施行前はどうなっていたのか。  答えといたしまして、これまで基準が国で定められていたが、条例で定めるよう改正されたもの。  討論に入りまして、反対討論なし、賛成討論なし。  採決といたしまして、議案第11号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第12号について審査が終了いたしましたので報告いたします。  会議開催年月日、出席委員は一覧表をごらんください。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受けた後に質疑を行いました。  説明といたしまして、日並郷木場崎ため池のポンプは、昭和45年に設置、設置から45年経過しており、いつ故障してもおかしくない状況。これに伴い、ポンプ及び電動機、配電盤等附帯設備の更新の工事を実施する。  この財源につきましては、国・県・町がそれぞれ30%を負担し、残りの10%、100万円について地元負担金として徴収する。木場崎ため池には水利組合があり、その組合が分担金を支払う。分担金は1年で20万円ずつ、5年に分けて徴収する。  以上で質疑に入り、今回の更新工事により、何年程度利用可能と考えるか。  これまでも水利組合が施設の維持補修を十分に行った結果、45年間維持管理できた。これまでどおりに管理していただければ、45年程度は維持できると考える、という答えでございました。  討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論といたしまして、今回の分担金は、組合員25名に対して1年間で20万円と決して少ない額ではない。必要な農業振興策に対しては、十分な措置を実施することを付して、賛成とする。  採決といたしまして、議案第12号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第21号について審査を終了しましたので報告いたします。  会議開催年月日、それから出席委員につきましては、一覧表をごらんください。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受けて、その後質疑を行いました。  税務課に対しての質問といたしまして、退職被保険者等国民健康保険税が971万7,000円減少しているが、退職被保険者数も減少しているのか、という質問に対しまして、215名減少している、という答えでございました。  次に、国保・健康増進課でございますけれども、ヘルスアップ事業の見直しによる増額。特定保健指導などの充実のための訪問看護師等専門職による増額があっているという説明を受けました。  質疑に入りまして、特定保健指導などの対象者は、という質問に対して、特定保健指導の対象者を特定健診の結果から約200名と把握している、また、無健診、無受診の方に対しても訪問調査を実施し、対象者は約700名である、という答えをいただきました。  次に、二役、関係部・局長に対しての質疑が行われまして、特定保健指導に力を入れるため、嘱託の保健師を増員する計画について質問をいたしましたところ、子供の成人病も多くなっている、成人病対策を積極的に実施したい、また、嘱託の保健師の増員の費用には3年間の国庫補助があるが、補助がなくなっても本町の健康事業には重要なことと考えるので継続して実施したい、という答えをいただきました。  不妊治療の取り組みについて。不妊治療費の助成について、町としては実施していないが、県で実施しているという答えをいただきまして、これを調査いたしましたところ、県のほかに大村市、波佐見町と東彼杵町が単独で実施をしているという調査結果をいただきました。  次に、討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論といたしまして、今回の予算に保健師の増員が計上されている。これは上越市の保健事業を参考に、特定保健指導などの充実を図り、医療費の抑制や重症化の予防につなげようというものである。医療費の抑制や重症化の予防に力を入れていることを評価し、賛成をいたします。  採決に入りまして、議案第21号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第22号について審査を終了いたしましたので報告いたします。  会議日、出席委員等は一覧表をごらんください。  担当課の説明を受けて、その後質疑を行いました。  内容といたしましては、後期高齢者医療健康診査の委託料、前年度と比較して大きく増加している。後期高齢者医療広域連合納付金、保険基盤安定負担金と徴収した保険料を広域連合に納付するもの、という説明を受けまして、質疑に入りまして、被保険者数の増加が見込まれると考えるが、今後3年間の見込みは、という質問に対して、被保険者数は平成24年度2,704名、平成25年度2,770名と増加傾向にある。毎年度100から150名程度増加しているので、今後も毎年同程度の増加と見込んでいる。  次に、討論に入りまして、反対討論なし、賛成討論なし。  採決といたしまして、議案第22号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  議案第23号について、次に報告いたします。  開催日、出席委員などは一覧表をごらんください。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受けて、その後質疑を行いました。  説明といたしましては、介護予防サービス等諸費16億6,260万6,000円は要介護者に対する保険給付費。介護予防サービス等諸費1億4,319万2,000円は要支援者に対する保険給付費。介護予防特定高齢者施策事業費291万8,000円は2次予防対象者(虚弱な高齢者)に対する事業費。介護予防一般高齢者施策事業費456万6,000円は1次予防対象者(比較的元気な高齢者)に対する事業費、ということで、スクエアステップ教室や健康遊具の講習会、高齢者サロン等に係る費用ということで、包括的支援事業費に3,613万1,000円、前年度比259万9,000円の増加、包括支援センターに非常勤の社会福祉士を平成26年度の途中から雇用を始め、平成27年度も継続をするため、という説明を受けました。  質疑に入りまして、高齢者実態把握事業について質問をいたしましたところ、現在独居や老老介護などを中心に、パートの訪問看護師3名で訪問聞き取り事業を実施している。月に訪問看護師1名当たり20~30件を訪問している。対象者によって訪問回数が違い、2、3カ月で1回の訪問の世帯や年1回の訪問世帯もある。平成27年度予算は、2名ずつ2カ月交代体制を計上している。  次に、二役、関係部・局長に質疑に入りまして、包括支援センターの位置の検討を行っているのか、という質問に対しまして、包括支援センターを前長与・時津環境施設組合事務所に移転することを考えている。しかし、高齢者の方が相談しやすいようにするためにエレベーターの設置などを検討中であるという答えをいただきました。  討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論といたしまして、町として介護施設的な高齢者サロンの創設をしてほしい。その施設にヘルパーや介護士、医療の知識を有している専門家などを配置して、高齢者の持病の相談などをしてもらう。また、その専門家等が訪問したり、高齢者を送迎したりする。高齢者が喜んで集まって、暮らせるような介護高齢者サロンの創設を意見に付して、本予算に賛成をする。  採決に入りまして、議案第23号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第24号について報告いたします。  開催日、出席委員などは一覧表をごらんください。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  説明といたしまして、子々川日並線の道路改良工事に伴う浄化槽移転工事により、歳入においては、浄化槽移転補償費として雑入が、歳出においては、浄化槽移転工事費として事業費がそれぞれ増加している原因である、という説明を受けまして、質疑に入りまして、浄化槽設置区域内の未設置の区域は、という質問をいたしましたところ、子々川、日並、左底、西時津、小島田地区に未設置区域があるという答えをいただきました。  次に、討論に入りまして、反対討論なし、賛成討論なし。  採決といたしまして、議案第24号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第25号について報告いたします。  開催日、出席委員等は一覧表をごらんください。  審査方針といたしまして、担当課長の説明を受け、その後質疑を行いました。  説明といたしまして、平成27年度の主な事業として、子々川浄水場送水ポンプ取りかえ工事や老朽管の布設がえ、区画整理事業などの他事業関連の配水管の布設がえ、中山ダムのアオコ抑制装置処理業務委託事業等を予定している、という説明を受けまして、質疑に入り、水質改善策によって水質は改善されたのか、という質問に対しまして、中山ダムにおいてアオコなどの数が大幅に減少した。また、久留里ダムについては、表面、中層、低層の湖水の水温が均一になった。また、湖水中の溶存酸素量が大幅に増加し、貧酸素状態を解消した。アオコなどの数も大幅に減少した、という答えでありました。  次に、二役、関係部・局長に質疑を行いまして、中山ダムは県の管理だが、県と水質改善対策の協議をするのは難しいのか、という質問に対し、水質改善のため県と協議することは当然と考える。水質改善については、今後とも実施可能なものを検討したい、という答えをいただきました。  討論に入りまして、反対討論なし。  賛成討論といたしまして、水質改善策について平成27年度も継続することを評価する。十分なデータ管理や費用対効果の検討も実施しており、町の水道水がおいしく飲めるように努力していることを評価して賛成をする。  採決といたしまして、議案第25号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第26号について審査を終了したので報告いたします。  開催日、出席委員などは一覧表をごらんください。  審査方針といたしまして、担当課の説明を受けて、その後質疑を行いました。  質疑に入りまして、長寿命化計画の中で、メタンガスの活用はどう検討されているのか、という質問に対しまして、現在メタンガスについては、ほぼ全てを浄化センターのボイラーの燃料として利用しているという答えをいただきました。  次に、討論に入りまして、反対討論なし。
     賛成討論といたしまして、浄化センター長寿命化更新工事委託業務などの委託料が、2億6,515万2,000円計上されている。この長寿命化計画は非常に大事な事業と考える。十分な長寿命化ができるような工事の発注を願って賛成をします。  採決といたしまして、議案第26号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議案第28号について審査を終了したので報告いたします。  開催日、出席委員等については、一覧表をごらんください。  審査方針につきましては、担当課長の説明を受けた後、質疑を行い、現地調査を行った後に改めて質疑を行います。  審査概要といたしまして、概要説明が、延長102.9メートル、幅員6.0メートルから10.2メートル、勾配12%以下、関係戸数3戸以上のアスファルト舗装の道路で、街路灯が2基設置されている、という説明を受け、現地調査にまいりました。  それから、そこで質疑を行いまして、カーブミラーが設置しているが、ミラーの向きが左方向のみであり、右方向にも必要ではないかという質問をいたしましたところ、左側がカーブのため、左方向のみを設置している。今後、右方向についても植栽等で見通しが悪くなる恐れがあるので、設置の検討を関係者と協議する、という答えをいただきました。  討論に入りまして、反対討論なし、賛成討論なし。  採決、議案第28号は、全委員異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(水口直喜君)  以上で、委員長の報告を終わります。  これから、1件ごとに質疑を行います。  まず、議案第10号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第11号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第12号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第21号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第22号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第23号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第24号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第25号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第26号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  次に、議案第28号について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  暫時休憩します。             (午前10時43分 休憩)             (午前11時00分 再開) ○議長(水口直喜君)  休憩前に引き続き会議を開き、議案第10号から28号の10件を1件ごとに討論、採決をいたします。  まず、議案第10号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  第10号議案についての反対討論を行います。  昨年6月、安倍政権が医療・介護総合法の可決を強行しました。その中身は、多くの高齢者を介護サービスから除外し、利用者に大幅な負担増を押しつけるなど、公的介護補償を土台から掘り崩す大改悪となっています。  改悪の第1は、ことし4月から、要支援者の訪問介護、通所介護を保険給付から外し、市町村が主体である地域支援事業の中に新しいメニュー、介護予防、日常生活支援総合事業、新総合事業を設けて、ボランティアや民間企業などによる多様なサービスを提供させることです。今回の条例案は、この方向に沿ったものです。  しかし、この方向は、介護の専門医もいない、ボランティアや自治会などに介護予防的な取り組みを行うことで、安上がりなサービスへ流し込むことになります。  自立の目標を立てさせ、目標達成で状態改善とみなし、単価の低いサービスへ転換させることなど、支援が本当に必要な方に支援が行き届かない状態になりかねない制度です。  政府は、2025年の高齢者ピークに備え、高齢者を地域で支える地域包括ケアの体制をつくるといいますが、その内容は国の社会保障費を抑制するための公的制度の縮小です。今後の高齢化社会に備えるなら、公的保険の充実こそ重要になってきます。  既にボランティアや民生委員の多くの方は、高齢者の孤立化を防ぐなどの役割を担っており、保険給付の肩がわりでは利用者のニーズは満たされず、担い手は過重に苦しみ、地域の貴重な資源を失うだけです。  今回の条例が実際に導入されれば、介護難民の問題は一層深刻化することが懸念されることを指摘しまして、反対討論とします。 ○議長(水口直喜君)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ者あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第10号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第10号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第11号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第11号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ者あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  3番、吉川君。 ○3番(吉川 勝君)  議案第12号、時津町土地改良施設維持管理適正化事業分担金徴収条例について賛成討論をいたします。  木場崎水利組合の施設は、昭和45年、当時の大渇水を受けて設置されたもので、設置から45年経過しました。その間、老朽化が進み、いつ故障してもおかしくない状況にあります。施設が新しかったころは、維持管理も容易でありましたが、組合員の減少に伴い、また、2度にわたる落雷による被害等で多額の修理代を実費負担したため、水利組合の基金も底をつこうとしています。  今回の更新の事業は、国、県、町がそれぞれ30%を負担し、残りの10%が地元分担金であります。総事業費1,000万円のうち100万円の地元分担金を1年で20万円ずつ、5年に分けて徴収するもので、この事業がないと施設の更新はできないものと思われます。  今後もより効果的な農業政策を期待して、議案第12号に賛成いたします。  以上です。
    ○議長(水口直喜君)  本件について、ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第12号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第12号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  平成27年度時津町国民健康保険特別会計予算への反対討論をします。  国民健康保険制度は、社会保障及び国民保健の向上、国保法第1条を目的とし、国民に医療を保障する制度です。制度の運営上、保険税を加入者が負担し、保険者である自治体である住民の健康の向上を努力しなければなりません。それが社会保障です。  しかし、全国でも、時津町でも、高過ぎる国保税に苦しみ、滞納者がふえています。こうした事態を引き起こした元凶は、国の予算削減です。歴代の自民党政権は、1984年の国保法改悪で、国保の国庫負担を引き下げたのを皮切りに、国保の財政、運営に対する国の責任を後退させてきました。1984年度から2010年度の間に市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合は50%から25%へ半減し、それと表裏一体に、1人当たりの国保税は3.9万円から8.9万円と2倍以上に引き上がりました。  国保財政を危機に追いやっているもう1つの要因は、加入者の所得減と貧困化です。かつて、国保加入者の多数派は自営業者と農林漁業者でしたが、今では、国保世帯主の4割が年金生活者、3割が非正規労働者です。国保の加入世帯の平均所得は、1991年の260万円から2010年度は145万円と激減しています。加入者が貧困化しているのに保険料が上がり続けるのでは、滞納がふえるは当然です。こうした方の救援措置として多くの市町村は国保税の高騰を抑え、自治体独自の減免などを行うため、一般会計から国保会計に国の基準、法定額以上の公費を繰り入れています。  法定外繰り入れは、2012年度の全国平均1人当たり1万986円で、全国1,717市町村中、約72%の1,246市町村が実施しています。  長崎県でも、昨年は長崎市の約10億円など、過半数の11自治体が一般会計から法定外繰り入れをしています。また、島原市は、2011年5億円、来年度予算に3億円繰り入れて増税をストップさせています。こうした対応がなければ、国保税は引き上げられるばかりです。税率引き上げでの財政対策は、滞納をふやし、国保財政を圧迫し、さらに加入者の負担増と、抜け切れない事態を生みだします。  住民の命と健康を守る立場から、矛盾を抱えたままの来年度予算には賛成できないことを述べて、反対討論とします。 ○議長(水口直喜君)  次に、賛成討論の発言を許します。  11番、辻君。 ○11番(辻 和生君)  健全な保険事業を運営するためには、利用者の税の負担というのはやむを得ないものであります。  反対意見の中に、今出ましたけれども、健全な税運営をするためには法定外繰り入れをすべきだという主張でありましたけれども、私は、できる限り健全な運営をするためには、しっかりとした規定枠内での運用というのが正しい運営ではないかなというふうに考えております。  私個人のことを申しますが、昨年、高額医療を使わせていただいた。非常に、国民皆保険のありがたさを痛感をいたしたところであります。そして、そのために、健康を取り戻し、維持をしておるわけであります。こうした方々が本町の中にも数多くいらっしゃることは理解をしておるところでありまして、このように国民健康保険の利用者にとって、保険制度のありがたさというものを住民も理解をしているところだと思います。  今回の保険料は、国保増進課が担当する歳入歳出41億6,000万ということになっておるようでありまして、前年比4億6,700万強の増額であります。これだけ予算が必要となっている国保財政を運営する体制はしっかり庁内担当課でも整備をされているようであります。  また、平成30年度から長崎県に一元化が実施される計画になっております。平成27年度、28年、29年、30年、この4年間でしっかりとした自主運営ができるように、担当課では努力をしていただいて、委員長報告にありましたように、本町の国保財源が健全に運営され、一元化になったときにはスムーズに、そしてまた、財政負担の特別な支出がないようにやっていただくことを強く要望し、賛成意見とさせていただきます。  以上でございます。 ○議長(水口直喜君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第21号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第21号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  議案第22号、平成27年度時津町後期高齢者医療特別会計予算の反対討論を行います。  後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に強制的に囲い込んで負担増と差別医療を押しつける空前の悪法です。今期後期高齢者医療保険料は、2年の見直しで、保険料が引き上げられました。高齢者だけ同じ保険制度に繰り込み、医療費の増加に伴い保険料を見直すことは、この保険料が天井知らずに引き上がるこの制度の矛盾を示しています。この制度が続く限り、保険料の増加はとめられません。  医療費の増加などが保険料負担に直結し、保険料の際限のない引き上げがもたらされます。  今回の保険料値上げも軽減対象者を拡大したとはいえ、値上げが2年ごとに繰り返されたのでは、後期高齢者はもとより、これから高齢期を迎える現役世代にとっても老後の不安が募るばかりです。  差別と負担増の制度を廃止し、もとの老人保健制度に戻すべきです。老人保健制度は、高齢者が国保や健保に加入したまま現役世代より低い窓口負担で医療を受けられるようにする財政調整の仕組みです。老人保健制度に戻せば、保険料の際限ない値上げや別枠の診療報酬による差別医療はなくなり、高齢者が75歳になった途端に家族の医療保険から切り離されることもなくなり、65歳から74歳の障害者も国保や健保に入ったまま低負担で医療を受けられます。差別の制度を廃止した上で、減らされてきた高齢者医療への国庫負担を抜本的に増額し、保険料窓口負担の軽減を推進することが求められています。  保険料の値上げは抑えるべきだと申し上げるとともに、後期高齢者医療制度は即時廃止を求め、反対討論とします。 ○議長(水口直喜君)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ者あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第22号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第22号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  議案第23号、平成27年度時津町介護保険特別会計予算の反対討論を行います。  ことし8月から介護保険の利用料に初めて2割負担が導入されます。負担増の対象となるのは、所得160万円以上、年金収入280万以上の層です。  厚労省が設定する2割負担の所得基準は、医療保険の現役並み所得のライン、単身、年収383万円、ふたり世帯、年収520万円よりはるかに低く、しかも、世帯ではなく個人の所得で決まるため、介護関係者からは高所得といえない人まで負担増になる、必要なサービス抑制が起こりかねないという懸念が噴出しています。症状が重く、介護と医療の両方で自己負担をしている人、施設に入所して、食費、居住費の全額負担をしている人などには、過酷な負担増となります。  低所得者が施設を利用する場合に、食費、居住費の負担を軽減する補足給付の縮小、打ち切りも8月から行われます。配偶者の課税を基準に補足給付を打ち切るというやり方では、例えば、特養ホームに入所する妻の年金が月5万円、別世帯で暮らす夫の年金が月20万円という夫婦が、妻の利用料、食費、居住費として月13万円を徴収されるというケースが発生します。これでは、双方の生活が共倒れに追い込まれかねません。今後、介護施設の利用者は預貯金、信託、有価証券などの有無を施設や行政から調査され、例えば、タンス貯金を報告しなかった場合などには、利用者がペナルティーを課されることになります。  低収入の高齢者に高額の負担を求め、貯金を吐き出させるというやり方は、社会保障のあり方をゆがめるものです。  本議案によると、来年度は保険料が低くなる階層もありますが、8月からの2割負担増の導入など、総合的に見れば賛成できないことを述べて、反対討論とします。 ○議長(水口直喜君)  次に、賛成討論の発言を許します。  11番、辻君。 ○11番(辻 和生君)  27年度から第6期の介護保険事業がスタートいたします。  今回、介護保険の報酬改定がなされました。介護保険制度の改定によって、特老の施設利用者の方々の諸問題が発生をしておるわけでありますが、本町は支援センターの移転に伴って充実を図ろうとされておるようであります。在宅支援がますます強化される中で、包括支援センター、この充実は欠かせないものであります。  今回予定されている包括支援センターの移転に伴って、しっかりとした介護保険利用者の支援事業、そしてまた、予防事業がますます充実されることを期待をいたしておるところであります。  また、本町の介護保険の保険料、努力をされたようでありまして、国から示された9段階、既に本町は9段階で保険料の運営をされておるようであります。基本額5,700円であったものを5,600円に、100円値下げをされております。そうした意味では、当局の努力と、そしてまた、今後の健康増進支援のための包括支援センターの充実を図ろうとする、この件については、大変評価をするところであります。  充実した運営をお願いし、介護保険利用者が今後ふえないように努力をしていただきたいというふうに思うわけであります。  最後に、包括センターを移転されるわけですが、ここは今後相談業務等に充実をしてもらわなければなりません。特に今、同予定をされているところには、シルバー人材センターの事務所がございます。ここの駐車場の確保というものは、私も毎日見ておりますけれども、車の出入りが激しいようでありまして、そうした意味で利用者、相談者等の駐車場の確保というものを十分検討をしていただくことを要望をいたしまして、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(水口直喜君)  次に、反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第23号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第23号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。
                (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第24号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第24号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。  1番、川原君。 ○1番(川原貴光君)  議案第25号に賛成討論を述べます。  昨年度から中山ダムと久留里ダムの、町の原水でありますけれども、ここにアオコの抑制装置処理という機械を入れまして、その委託業務をしておりますけれども、その水質改善、これが非常に、今調査の結果では、1年度しかやってませんけれども、夏場の間に設置しまして、大幅にアオコ数が減少したと。それから、貧酸素状態とか、そのあたりも非常に解決に向かっているということですし、今年度も引き続きデータをとりながらやるということですけれども、やっぱり町民の方々に対しておいしい水を提供するというのは、一つの町としての使命だと思いますので、今後も最善を尽くしてもらって、いろんな方法を試してもらって、ぜひ、水道から出る水が、ごくごくおいしい水を飲めるように努力していただきたいという要望も踏まえまして、賛成意見といたします。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  賛成討論いたします。  ただいま川原議員が、大変おほめの言葉を言われましたけれども、実はここに来るまでは、水道局として、私からの申し入れに対して、まずい水じゃございません、もっとアオコの下のほうから浄水場に入れてますからということを言ってきたんです。  ところが、小学生とか中学生とか、あるいは各種団体、社会見学でダム等の視察というんですか、見に行った。あのアオコが異常に気持ち悪かったです。ようやく、現場を見てみろと。毒じゃなかろうけども、精神的、感情的にはおもしろくないということを私は指摘しました。結果、アオコを取る機械を、特にそれがあるということで、情報を町も流していただいて、テストケースで久留里ダムをまずやってみました。あのときは町長も来ておられました。やっぱりそういうことで、我々議員だから指摘もしたんでしょうけども、誰しもあの水を見れば、うまい水、きれいな水とは思いません。ぜひ今後、いい水を、おいしい水をつくるということについては、長与町あたりが特に内部的には長与の水をつくって、例えば、町長のところに行っても、議長のところに行っても、その長与の水を飲ましてくれると。うまいです。塩素、カルキのにおいはしません。味もしません。そういう形で、何とか、この間からうちの水もちょっと塩素、カルキが強く感じたんですけども、ぜひ、今後はアオコを除去すると同時に、うまい水ということを目標に、水道局長以下頑張ってもらいたいということを意見を付して、賛成いたします。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第25号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第25号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第26号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第26号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号の討論を行います。  委員長の報告に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議案第28号に対する委員長の報告は可決であります。  議案第28号は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。             ~日程第16 請願第5号~ ○議長(水口直喜君)  日程第16、請願第5号、「非核日本宣言」を求める意見書に関する請願の件を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(矢嶋喜久男君)  それでは、平成26年12月2日に付託されました請願第5号、「非核日本宣言」を求める意見書に関する請願の件の審査が終了しましたので、報告をいたします。  会議開催日並びに出席者については、一覧表のとおりであります。  また、審査の概要、あるいは審査についての内容的なものは、もう一覧表のとおりでありますので、省略をさせていただきます。  都合4日間審査を行って、討論、採決を行っております。  それでは、討論に入り、反対討論でありますけども、非核三原則の法制化ができていない一つ、「核を持ち込ませず」の法制化を実現し、日米安保条約を破棄する目的がある。また、集団的自衛権の反対を掲げ、特定秘密保護法の撤廃を上げて政治運動をしている。純粋な核兵器廃絶と違い、党の政治を織り込んだ運動であり、核兵器廃絶地球市民集会ながさきのような政治色がない団体とほど遠い。  非核三原則を遵守して「非核日本宣言」を内外に宣言し、核兵器のない世界をつくる請願の趣旨であるが、世界の激動する情勢の中、安全安心の日本の防衛上、日米安全保障を破棄してまで「非核日本宣言」はできない。  次に、「核兵器の物理的移転、例えば持ち込み等を禁止する提案について、現在のような国際情勢下においては、かえって世界的規模における安全の均衡を損なうと認められるので支持し得ない」と反対方針を伝達した。このような核の密約の存在や安倍首相の発言などが明らかになった以上、今回の請願に賛成することはできない。日本の生命線である中近東から日本までのシーレーンは、日米安全保障条約のもと守られており、東アジアや東南アジアの平和維持のために貢献している。今回の請願については、非核三原則の法制化を見据えており、このことは、日本の生存権を危うくするものと考え、請願第6号の採択に反対する。  次に、賛成討論であります。  日本は地球上の唯一の被爆国であり、長崎は被爆地である。国会においても「非核三原則は国是として確立されていることに鑑み、いかなる場合も忠実に履行、遵守することに政府は努力すべき」と決議をしている。  密約があるからと言うが、密約自体が表に出ては困るから密約であり、密約を認めることはできない。核兵器廃絶のためにも、この請願は採択して意見書を総理大臣及び外務大臣宛て送付すべきであり、請願第5号に賛成する。  次に、核兵器がもたらす広島と長崎に見られる非人道的な被害を二度と許さないという立場から、核兵器の完全廃絶を求めている。日本政府もこの声明に賛同した。しかし、核兵器全面禁止の交渉開始を求める提案にはアメリカに気兼ねして棄権している。  時津町では、1994年に核兵器廃絶平和の町宣言を行い、平和行政を推進して次世代への平和のとうとさを継承する役割を担っている。  被爆国であり、戦争放棄の憲法を持つ日本は、「非核三原則」を厳守し、核兵器廃絶のために国際政治の場でイニシアチブを発揮すべきである。  今こそ、核兵器のない、平和で公正な世界、憲法9条が輝く非核、平和の日本を求め、紛争は話し合いで解決をの声を大きくしていくことを述べて、賛成討論とする。  討論を終わり、採決に入り、請願第5号は、賛成委員少数により、不採択すべきと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(水口直喜君)  以上で、委員長の報告を終わります。  ただいまの委員長の報告に対し、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから、討論を行います。  請願第5号に対する委員長の報告は不採択でありますので、請願第5号、「非核日本宣言」を求める意見書に関する請願そのものに対する賛成討論の発言を許します。  15番、浜田君。
    ○15番(浜田孝則君)  今、委員長の報告の中で、これに対する反対討論、少し意見を聞かせてもらいましたけど、もう少しこの意見書に対して、素直に受けとめてほしいなと、少し私は残念に思いました。  核兵器、非人道的って、意見書に書かれていますよね。これは人道的な問題である、倫理性で、これは人として最低守らなければならないことだと、私は感じております。よって、この意見書については、私は賛成といたします。 ○議長(水口直喜君)  次に、反対討論の発言を許します。  7番、山下君。 ○7番(山下しゅう三君)  紹介議員の説明では、非核日本宣言は、冒頭に政治色は一切ないという説明を受けました。長崎県民の会の会長は千々岩秀夫氏で内科開業医で、政治色は一切なく、世話人の方については、お寺の住職や各方面の世話人がいるという説明でありました。  ところが、非核の政府を求める長崎県民の会の提出した非核日本宣言の請願は、共産党が指導する自治労連委員長、世話人の非核の政府を求める全国組織で、原水爆禁止日本協議会と相互協力体制をとり、各地域、各会長、世話人は、政治色の薄い人を立て、核兵器廃絶を掲げる運動をしながら政治運動をしている団体であります。  この団体は、非核日本宣言運動の広がりや、自治体訪問の取り組み等、交流を通じて、非核宣言自治体協議会、被爆者との連携、被爆行政の抜本的改善を活発に行い、核兵器廃絶等非核三原則厳守を求める運動を呼びかけ、国民の皆様への訴えを採択しております。あわせて、この手法をもって非核日本宣言をし、非核三原則の法制化ができていない一つ、核を持ち込ませずの法制化を実現し、日米安保条約破棄の目的があります。また、集団的自衛権容認の反対を掲げ、民意を大きくゆがめる小選挙区制、政党助成金、特定秘密保護法の撤廃を挙げて政治運動をしております。  純粋な核兵器廃絶と違い、党の政治を織り込んだ運動であり、核兵器廃絶地球市民集会ながさきや、長崎原爆被災協のような政治色がない団体とほど遠いのであります。  核兵器廃絶市民運動に政治団体が介入して、4団体に分裂しております。時津町議会では、政治団体のイデオロギーを入れない核兵器廃絶の運動をしたいものである。  非核三原則を重視して、非核日本宣言を内外に宣言し、核兵器のない世界をつくる請願の趣旨であるが、非核三原則を遵守して、持ち込ませずを法制化することは、有事の際、事前協議の持ち込みを認めている日米安保条約破棄の道筋をつくることになる。世界の激動する情勢の中、安全安心の日本の防衛上、日米安保条約を揺るがすような非核日本宣言の請願には賛同できない。  以上で、請願には反対いたします。 ○議長(水口直喜君)  次に、賛成討論の発言を許します。  4番、山口君。 ○4番(山口一三君)  請願第5号、非核日本宣言を求める意見書に対する請願につきまして、賛成の立場から賛成意見を述べさせていただきます。  本件につきましては、昨年12月8日から総務文教常任委員会におきまして、委員の皆様に第1回の説明をさせていただき、本年の1月22日に第2回、2月27日に第3回ということで説明をさせていただきました。  昨日及び本日の委員長報告では、不採択という報告がなされ、紹介議員として非常に残念であります。  不採択の一つとして、日本共産党が主導、核兵器廃絶を掲げる運動をしながら、政治活動をしている団体が出された請願で、純粋な核兵器廃絶と違い、政治色がない団体とほど遠いと報告されましたが、今回の内容については、私としては、純粋な核兵器廃絶に向けた請願の内容と思っております。  また、密約が明らかになったので賛成できないという報告もなされました。密約が明らかになった後の自治体の状況ですが、雲仙市では今月の委員会で本請願が採択され、本日の3月24日、本会議で可決の見込みであります。  なお、長崎県及び佐世保市におきましては、紹介議員の手はずが整わず、6月議会に再提出予定でございます。  雲仙市が可決しますと、県内12市7町が可決となり、県内の達成率は86.4%となり、残っているのは、本町及び長崎県並びに佐世保市の3自治体となります。  本町は、最後の被爆町として、核兵器廃絶に関して皆さんの御記憶のとおり、平成6年9月29日、町として核兵器廃絶平和の町宣言をしており、また、平成7年3月17日付で町議会として、核兵器廃絶に関する意見書を政府に提出しております。  さらに、平成20年3月27日付で、県内に先駆け、時津町核兵器廃絶平和推進の基本に関する条例も制定されております。  平成22年3月19日付では、町議会としてヒロシマ・ナガサキ議定書のNPT再検討会議での採択に向けた取り組みを求める意見書も出されております。  以上、述べましたように、核兵器廃絶に関する意見書を政府に提出しておりますことを再確認していただきたいと思います。今回の請願は、政府に対し、核兵器廃絶のお願いをするものであります。  以上のことから、請願第5号、非核日本宣言を求める意見書に対する請願に対し、賛成といたします。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  次に、反対討論の発言を許します。  9番、新井君。 ○9番(新井政博君)  今回の請願第5号、非核日本宣言を求める意見書に関する請願に反対の立場から意見を申し述べます。  今までの核に対する歴史的な流れを説明いたしますと、佐藤栄作政権内で非核三原則を掲げる前年の1966年、昭和41年に外務省を中心に核兵器持ち込み禁止に反対する方針が決められていました。当時の椎名悦三郎外務大臣名で、国連総会への対応方針を政府代表団に指示した極秘訓令によると、椎名氏は、核兵器の物理的移転、これは持ち込みを指すわけですけども、これを禁止する提案について、現在のごとき国際情勢下においては、かえって世界的規模における安全の均衡を損なうと認められるので支持し得ない、と反対方針を伝達しました。  一方、1970年、昭和45年付けの公電によると、訪米した当時の中曽根防衛庁長官は、アメリカのレアード国防長官との会談で、日本に核保有の意思がないことを表明した上で、ただし、米国の核兵器の日本国内の導入については留保しておいたほうがよいと発言している密約があるということが、政府の外交文書で、ことしの1月に明らかになったところでございます。  このような経緯から、2014年、平成26年の1月31日、衆議院予算委員会で安倍首相は、政府が否定し続けてきたのは誤りだったと、密約を認めたところでございます。  私は、このように核の密約の存在や安倍首相の発言などが明らかになった以上、今回の請願に賛成することはできません。  経済的にも、日本の生命線である中近東からの日本までのシーレーンは、新日米安全保障条約のもと守られてきており、また、東アジアや東南アジアの平和維持や経済発展のために大いに貢献しているところでございます。  今回の請願については、持たず、つくらず、持ち込まずの法制化を求めており、また、政治色の強い団体からの請願と受けとめられます。このことは、逆に東アジアや東南アジアの緊張を高め、日本の防衛インテリジェンスや生存権を危うくするものと考え、今回の請願第5号、非核日本宣言を求める意見書に関する請願に反対するものでございます。 ○議長(水口直喜君)  次に、賛成討論の発言を許します。  5番、浜辺君。 ○5番(浜辺七美枝君)  請願第5号、非核日本宣言を求める意見書に賛成討論します。  2014年10月20日、ニューヨークで開かれた第69回国連総会第一委員会で世界の155の国と地域が、核兵器の人道的影響に関する共同声明に賛同しました。  核兵器使用がもたらす広島と長崎に見られる非人道的な被害を二度と許さないという立場から、核兵器の完全廃絶を求めています。日本政府もこの声明に賛同しました。しかし、核兵器全面禁止の交渉開始を求める提案には、アメリカに気兼ねして棄権しています。  核兵器全面禁止へのイニシアチブをとることこそ、被爆国政府の役割ではないでしょうか。核兵器廃絶は、今世界の声となり、圧倒的多数の政府が核兵器廃絶を求めています。  しかし、世界には、今なお多くの核兵器が蓄積、配備され、多数の弾頭が即時発射体制に置かれています。広島、長崎の悲劇が示すように、核兵器の使用は人道に対する犯罪であり、人類は核兵器と共存できません。核兵器の廃絶は人類の生存にかかわる最重要課題です。  時津町では、1994年、核兵器廃絶平和の町宣言を行い、平和行政を推進して、次世代への平和のとうとさを継承する役割を担っています。  被爆国であり、戦争放棄の憲法を持つ日本は、非核三原則を厳守し、核兵器廃絶のために国際政治の場でイニシアチブを発揮すべきです。  2015年の5月の核不拡散条約NPT再検討会議では、核保有国を含む189の国々が核兵器のない世界の平和と安全を達成することを決めました。今それを実行に移すときです。  日本政府を変えるのは、主権者である国民の大切な役目です。ことしは、人類史上初めて広島と長崎に核兵器が使用されて70年目の節目の年です。今こそ、核兵器のない、平和で公正な世界、憲法9条が輝く、非核平和の日本の実現を目指すべきであることを述べて、賛成討論とします。 ○議長(水口直喜君)  次に、反対討論の発言を許します。  反対討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり) ○議長(水口直喜君)  次に、賛成討論の発言を許します。  14番、川口君。 ○14番(川口健二君)  私も、時津町が被爆地域でありますし、時津町に生まれ、育って、しかも、8月の10日は両親一緒に、私は母親におんぶされとったそうですけども、現在活水高校の下に国鉄の住宅がありまして、私のおふくろの兄貴一家がそこにおりまして、翌日、探しに行った。そしたら、防空ごうがあったのは僕は知っているんですけれど、そこへ入ったことありますから。防空ごうの中におばが一番上になって子供3人だっこしたような格好で死んでおった。それで、私のおやじの弟です、養子に行って、亀本姓でございますけども、現在の国立大学病院のモンジュをしとった。探して回りましたら、いも畑の中に頭蓋骨が割れて、ゴマが一杯入っとった。戸板に乗せて時津に来て、1週間生きとったそうです。その中で、余りおやじは原爆のことは語りませんでした。あれは人間が経験するもんじゃないんだと。地獄だと。聞くなと、言ってませんでしたけども。養子に行ったおじきが死ぬ直前に、親方、トモコを頼むぞ、子供たち頼むぞ、頼むな、頼むな、死にとうなかぞと、死んだそうです。それを忘れ切らんと言ってました。しかも、ここは被爆地域ですから、私たちも当時、非核三原則で、私もその席におりましたから。賛成いたしております。  こういう問題になりますと、どうしても政治的にあるんですよ。政治というのは現実です。でも、核廃絶を言っているのは、ある意味じゃ理想かもしれない。その根底にあるのは命なんです。命全て平等だよということを言っている。だから、被爆という、国として、県として、結果としてはしてくれるなと、つくってくれるなと言っているんです。ところが、現実に政治的に言うと、もうこれ以上核はつくらせんぞと言っとったアメリカを初め、ロシアだって、パキスタンだ、さあ、北朝鮮、今北朝鮮も持ってますよ、インドも持っている。これが現実の世界ですから。だから、私は今、反対討論の中で、日本のがん首と言われる中東の油、オイルを、タンカーをやられたらどうにもならん、それもそうなんです。それは現実論です。だから、それはそれとして、ただ、被爆地時津町、これを忘れてほしくない。地方自治体が、総理に物申するのはある意味で当たりまえです。権利もありますよ。しかし、失礼だけれども、信仰深くない私がこういう場で言うのはふさわしくないかもしれんけども、実は、私はお寺の下にいます。日曜学校もずっと行きました。我が子5人、孫も4人、現在、日曜学校を出ております。そこで教えられるのは、命は等しいよ、誰もあやめちゃいかんよという教えをしてくれるんです。しかも、私どものお寺は浄土真宗でも大谷派、京都の本山も核廃絶です。そして、末寺の門徒であります私どもの万行寺、ここの御住職も、今度代がかわりましたけど、反対です。  だから、そういうことからいきますと、命を考えれば、廃絶は当たりまえです。しかし、政治的に、外交防衛等、国益を考えれば、やはり、反対すべきだと。そういうことになっていくと思います。私が何であえて賛成討論をしているかというと、最後は死ぬんですよ。原爆であろうが何であろうが、死ぬんですよ。その死に対して、やはり、みんな等しい命があるんだよということ、しかも、外務大臣に、きのうのニュースでは、広島の市長、それから、長崎の市長、それぞれ、ぜひひとつ、抗議もしてくれんかと、何とか日本政府として立ち上がってくれと言っておられましたけども、そういう努力をするのも長崎市長として当たりまえやし、あるいは、広島市長、当たりまえじゃないですか。しかし、これが政治の場でしか解決できない。政治的に訴えていかざるを得ない。だから、こういう形になったと思うんですよ。だから、私はこれを機に、時津の議会議員の一人として言わせてもらえば、被爆地であると。被爆地に生まれたんだということをぜひ考えていただきたい。これを政治的に捉えてもらえば、必ず分裂します。だから、長崎の被爆4団体分かれたんです。世界大会も別にみんなしているんです。私も原爆手帳友の会の、実は本部の理事を5、6年しておりました。そして、政府に、厚労省に、相当な被爆地域の拡大をお願いして、ようやく実現したんです。いまだに実現してないところもあるんです。そういうところで、原爆病といわれるのは、今、13疾病ですか、あります。その疾病を持っとっても被爆者として扱われない現実があるということで、やはり、命のとうとさ、平等性からいって、私はこの案に一応賛成しておきたいと思います。  ぜひひとつ、議会の皆さんの御理解、御賛同を得たいです。終わります。 ○議長(水口直喜君)  本件に対して、ほかの賛成討論を求めます。  2番、濱﨑君。 ○2番(濱﨑幸徳君)  日本は、地球上の唯一の被爆国であります。また、長崎は被爆地であり、先ほどから川口議員もおっしゃっているように、時津町にもたくさんの被爆者の方がおられます。国会においても、非核三原則は国是として確立されていることに鑑み、いかなる場合も忠実に履行、厳守することに政府は努力すべきと決議しております。  平成6年には、北朝鮮が核実験をしたときに、国会審議で公明党の東順治衆議院議員が、日本も核兵器を持つべきだという議論が起きかねないではないかというような質問に対しまして、当時の首相であります安倍首相が、非核三原則には一切変更がないとはっきり答弁をしております。このときも非核三原則は答弁をしておりますけれども、ここで後から、この密約があったということが明らかになっております。しかし、密約というのは、やはり、国民に対して隠した法であり核兵器の廃絶のため、この密約というのは絶対認められないものです。公明党は特に非核三原則は厳守すべきであるということを常にうたっております。  被爆70周年に向けて、ことしは時津町でもいろいろな事業を行います。また、長崎各地でこの事業を行いますけども、本当に平和のことを考えると、この請願第5号はぜひ通すべきだと思いまして、私は賛成いたします。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  本件について、賛成討論の発言を許します。  6番、中原君。 ○6番(中原裕子君)  いろんな考え方があったりとかしますけど、やはり、時津町は核廃絶の町を掲げておりますし、現在も被爆者がいらっしゃるわけです。そういうところで、どうして政府に対して核廃絶のお願いができないのかというところが、どうしても理解ができないです。  やはり、これからのことを考えると、日本は今まで70年間全然戦争もしなくて、外国でも人を殺したりとか、そういうのはなくて、人道支援で日本の立場というのを確立してきたわけです。本当に武器もない、戦争もしないという大前提で、やはり、いろんな世界のつき合いをしていけるように、やっぱり日本が世界に向けていろいろ発信していけるところはたくさんあると思います。そういうところで、やはり時津町といたしましても、議会として請願をしていただきますようにということで請願になったんですけれども、それで賛成をいたしたいと思います。 ○議長(水口直喜君)  ほかに賛成討論はありませんか。  1番、川原君。 ○1番(川原貴光君)  非核日本宣言を求める意見書のこの請願に反対する人間の心情が全く理解できません。日本は被爆国です。長崎は被爆県です。この時津町も被爆町なんです。断じてこの非核日本宣言、賛成するべきです。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  ほかに賛成討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  請願第5号に対する委員長の報告は、不採択であります。  したがって、請願について採決いたします。  請願第5号、「非核日本宣言」を求める意見書に関する請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。               「起 立 多 数」  起立多数であります。  したがって、請願第5号は、採択することに決しました。  暫時休憩いたします。             (午後 0時 5分 休憩)
                (午後 1時15分 再開) ○議長(水口直喜君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  休憩中に、山口一三ほか一名から「非核日本宣言」を求める意見書の件が提出されましたので、これから議会運営委員会に諮るため暫時休憩をいたします。             (午後 1時16分 休憩)             (午後 1時57分 再開) ○議長(水口直喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。           ~日程第17 議員提出議案第1号~ ○議長(水口直喜君)  日程第17、議員提出議案第1号、時津町議会基本条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者、山下しゅう三君の議案の説明を求めます。  山下君。 ○7番(山下しゅう三君)  それでは、議員提出議案1号について御説明を申し上げます。  まず、時津町議会基本条例の一部改正に至った経緯でございますが、この議会基本条例は、地方分権社会と新しい自治の時代にふさわしい時津町議会及び議員の活動の活性化と充実のため、基本事項を定めることによって、町政の情報公開と町民参加を基本とした時津町の持続的発展と豊かなまちづくりの実現に寄与することを目的に制定され、平成23年4月1日に施行されました。  基本条例の施行から3年が経過した平成26年4月11日、議長から議会運営委員長に対し、時津町議会基本条例の検証に関することについて諮問書が提出され、平成26年4月28日の議会運営委員会で基本条例第9条第1項の規定に基づき、議会改革推進会議を設置し、検証を行うことに決定いたしました。  平成26年6月26日に全議員を委員とする議会改革推進会議が設置され、私が委員長を、浜田副議長が副委員長を拝命し、議会基本条例の目的が達成されているか検証を行いました。  検証の結果は、大方条例の原則に従い取り組んでおり、一部不足している部分が見受けられたものの、今後も継続して取り組むことにしております。  今回、検証結果に基づき、条例の一部改正の必要が生じたため、議案の提出を行うものでございます。  1、改正の内容は、1点目に、目次中に前文を追加する。2点目は、前文及び第2条第1項中、議会は町民から選挙で選ばれた議員で構成された町民の代表機関であることから、代理機関を代表機関に改正する。3点目は、議会基本条例第19条第1項中、議会基本条例の目的が達成されているか検証するには相当時間を要することから、一般選挙を経た任期開始後できるだけ速やかにを削除し、また、議会改革に継続的に取り組むことを目的に設置された議会改革推進会議において議会基本条例の目的が達成されているかを検証することが適当であると判断し、議会運営委員会において検討を、議会改革推進会議において検証に改正する。4点目は、議会基本条例第19条第2項中、検討を検証に改正する。  提案理由は、議会基本条例第19条第1項の規定に基づき、議会基本条例の目的達成の検証を行った結果、議会基本条例の一部改正を行う必要が生じたため、同条第2項の規定に基づき、この議案を提出するものであります。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(水口直喜君)  以上で、議案の説明を終わります。  これから、質疑を行います。  本案について、質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終了します。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議員提出議案第1号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  お諮りします。  ただいま、山口一三君ほか1人から、議員提出議案第2号、「非核日本宣言」を求める意見書の件が提出されました。  これを日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題にしたいと思います。  これに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  議員提出議案第2号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定しました。          ~追加日程第1 議員提出議案第2号~ ○議長(水口直喜君)  追加日程第1、議員提出議案第2号、「非核日本宣言」を求める意見書の件を議題とします。  提出者、山口一三君の議案の説明を求めます。  山口君。 ○4番(山口一三君)  「非核日本宣言」を求める意見書  本年は広島・長崎の被爆から70年であり、2015年核不拡散条約(NPT)再検討会議が開催される大きな節目の年を迎えます。  「核兵器をなくせ」と訴え続けてきた被爆者を初め国内外の声は、世界に響きわたり、核兵器廃絶を求める流れは、今日、世界の大勢になっています。  それは、一昨年の第68回国連総会軍縮委員会で、「核兵器禁止条約の交渉開始を」という発言が相次ぎ、また「核兵器は非人道的であるがゆえに使用禁止・廃絶すべき」とする共同声明が125カ国連名で発表されました。昨年開かれた第69回国連総会第1委員会でも、一昨年に次いで、「核兵器の人道上の影響に関する共同声明」が発表され、日本を含む過去最多の155力国が賛同していることに端的に示されています。  このように、今、各国政府の間に核兵器の非人道性を告発し、その禁止を求める流れが急速に広がっています。  私たち被爆地時津町は、1994年9月29日、世界じゅうの核兵器廃絶への願いが実現することを目指して、核兵器廃絶平和の町宣言を行っています。  長崎を地球最後の被爆地にすることを心から願い、唯一の被爆国である日本政府が核兵器廃絶の提唱・促進と非核三原則の遵守を新たな決意のもと、国連総会や日本の国会などで内外に宣言し、「非核日本宣言」として各国政府に通知し、核兵器のない世界を一日も早く実現するための共同の努力を呼びかけることを求めるものです。さらに日本政府は世界の動きに応えて、2015年核不拡散条約(NPT)再検討会議が、核兵器廃絶の転機になるよう積極的な役割を果たされることを要請します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成27年3月24日、長崎県時津町議会。  議決後の提出先は、内閣総理大臣、外務大臣宛てであります。  以上で、提案に入ります。皆様の御賛同をよろしくお願いします。 ○議長(水口直喜君)  以上で、議案の説明を終わります。  本案について、質疑はありませんか。  11番、辻君。 ○11番(辻 和生君)  この文言の中でちょっと確認をしてもらいたいことがあります。  上から9行目の「今年開会中の第69回国連総会第1回委員会でも、昨年に次いで」とあります。ここは去年出されたものでありますので、「昨年開会の第69回国連総会第1委員会でも、一昨年に次いで」という文言になるのではないかと思いますので、これは事務局のほうで確認をしていただいて、文言修正をお願いをしたいというふうに思いますので、提案者にそのことをお願いをしておきます。  以上です。 ○議長(水口直喜君)  4番、山口君。 ○4番(山口一三君)  確認して修正するように、事務局にも申し伝えます。ありがとうございました。 ○議長(水口直喜君)  本案について、ほかに質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ声あり)  これで質疑を終了いたします。  これから討論を行います。  まず、本案に反対討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  反対討論なしと認めます。  次に、本案に賛成討論の発言を許します。             (「なし」と呼ぶ声あり)  賛成討論なしと認めます。  これで討論を終了します。  直ちに採決します。  議員提出議案第2号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。
          ~日程第18 産業厚生常任委員会所管事務調査報告~ ○議長(水口直喜君)  日程第18、産業厚生常任委員会所管事務調査報告についての件を議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員長。  暫時休憩いたします。             (午後 2時10分 休憩)             (午後 2時10分 再開) ○議長(水口直喜君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  産業厚生常任委員長。 ○産業厚生常任委員長(中原裕子君)  それでは、所管事務調査報告について報告いたします。  本委員会で所管事務調査を行っていた下記事件について調査を終了いたしましたので報告いたします。  調査事件といたしまして、浄化槽整備事業について。会議開催年月日、27年3月13日。調査結果は報告書のとおり。出席委員は一覧表をごらんください。  概要といたしまして、浄化槽の各種保守点検や清掃業務の業者選定方法などについて調査を行う。  調査方針は、平成25年12月10日に浄化槽について8項目にわたる質問を提出いたしまして、26年3月3日に上記質問の回答をいただきました。その回答をもとに協議を行いました。  今後も一業者体制でいくのか、という質問に対しまして、保守点検業務について、全体的な業務量が上記のピーク時を念頭に解消の協議がなされない限り、他業者参入は難しいものと考える。清掃業務については、時津町内での業務許可を取得している株式会社山脇清掃である。  チェック体制の確立について。町のチェック体制が不十分と考える、という質問に対しまして、町設置型の浄化槽保守点検及び清掃業務については、チェック簿を作成しており、毎月、任意に現地を確認を行い、報告書による数値等の妥当性をチェックし、異常値の見きわめを行っている。また、任意抽出による現場立ち会いを実施している。  この後、協議に入りまして、協議の内容といたしましては、下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法は、公共下水道の整備に伴う臨時的な措置と考える。この法による措置は恒久的かどうか、行政法に明るい弁護士2~3名の判断を仰ぐよう町に提案する。  調査結果といたしまして、法による措置により覚書を交わした内容が、永続的、恒久的なものか検証が必要である。検証の方法は、弁護士等の第三者による検証が望ましい。また、本町の浄化槽の点検委託料や清掃料、し尿汚泥のくみ取り料の他市町との比較が本所管事務調査では不十分であるので、他市町との各料金の比較表の作成等を求める、という結果になりました。  以上、報告を終わります。 ○議長(水口直喜君)  以上で、委員長の報告を終わります。  なお、本件は、所管事務調査の報告でありますので、報告のみにとどめます。      ~日程第19 所管事務調査について 日程第20 所管事務調査について~ ○議長(水口直喜君)  日程第19及び日程第20、所管事務調査についての2件を一括議題といたします。  本件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長から、目下調査中の事件につき、会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出があっております。  お諮りします。  ただいまの2委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ声あり)  御異議なしと認めます。  したがって、日程第19及び日程第20、所管事務調査についての2件は、議会運営委員長、議会広報編集特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。       ~日程第21 議員の派遣研修会等の報告について~ ○議長(水口直喜君)  日程第21、議員の派遣研修会等の報告についての件を議題といたします。  お諮りします。  会議規則第129条の規定に基づき、決定した議員の派遣について、その結果は、お手元に配付の報告書のとおりであります。  この報告書に御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付した報告書のとおりと決しました。  以上で、本定例会に付議された案件の審議は、全て終了しました。  最後に、町長からのあいさつであります。  町長。 ○町長(吉田義德君)  皆さん、大変お疲れさまでした。  平成27年第1回定例会の閉会に当たりまして、一言お礼の言葉を申し上げます。  議員皆様には、3月3日からの一般質問並びに議案の審議等、大変お疲れさまでございました。  提出させていただいた議案全てに対しまして、原案のとおり可決いただきましたことに心よりお礼申し上げます。  特に今回は、平成27年度の一般会計を初めとする各会計の当初予算についても御審議をいただいたところでございます。  施政方針で述べましたように、平成27年度には、長寿社会の中、高齢者の健康づくり、子ども・子育て新制度での子育て支援、教育環境整備づくりを初め、道路区画整備等、都市基盤整備事業にも引き続き積極的に取り組んでまいります。  また、ことしは戦後70年、被爆70年の節目を迎えます。関係団体と連携し、発信、継承、連携をテーマに、被爆70年記念事業にも取り組んでまいります。  また、ことしは統一地方選の年でございます。4月12日の県議会議員選挙に引き続き、4月21日には町議会議員選挙の告示、26日には投票日を迎える予定でございます。立候補を予定されている議員各位の御健闘をお祈りいたします。  また、山下議員におかれましては、今期限りの勇退を決意されたとのことでございます。2期8年の長きにわたり、町政発展、住民福祉の向上に御尽力いただき、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。今後とも健康に留意され、御健勝にてお過ごしいただきますことをお祈りいたいます。  最後に、統一地方選での皆様の御健闘を重ねて祈念いたしまして、閉会のお礼の言葉とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(水口直喜君)  以上で、町長のあいさつを終わります。  これをもって、平成27年第1回時津町議会定例会を閉会いたします。              (閉議、閉会 午後 2時18分)...